エアバックリコールをしないと車検に不合格になるの?
車検では修理箇所があったりすると検査に不合格になってしまう事もありますが、そんな点検とは全く関係のない所で車検が通らない場合があります。
今回紹介するエアバックリコールはリコールを実施していないと車検で通らないことになります。
車検期限ぎりぎりで車検を受けようとして、いざ車検に出したら自分の車がエアバックリコールに該当していた!!
そんな事になったら大変です!
リコール作業も依頼しても、実際の作業は当日はしてくれないのがほとんどで後日予定を組んで作業となる事が一般的です。
車検が近い場合には注意しないといけません。
エアバックリコールで車検が通らないのは何故?
エアバックリコールを実施していないと車検に通らない事になるなんてあまり無い出来事です。
そもそもリコールが車検の合否にまでかかわってくるのはとても珍しい事です。
何故このような事になったのか少し調べて見ました。
タカタ製エアバックのリコールは平成21年以降リコールを実施しているそうですが、これまで(平成29年12月)に国内での改修率は83.2%で、約320万台の未改修車があるそうです。
異常破裂により死者が全世界で少なくとも18人にもなることから一刻も早く改修する必要があると判断して未改修に付いては車検を通さない事になったそうです。
いや、実はこれを知るまでは少し私も軽く見ていた所がありまして・・・(;´Д`)
実は私の車もこのエアバックリコールの対象になっていまして・・・
320万台未改修の1台になっているのです(-_-;)
いろいろ調べたらかなりの勢いで破裂するらしく被害にあった方は顔面が酷い事になっているのもあり悲惨な状況です。
私自身かなり甘くとらえていました。
すぐにエアバックリコールを実施をしてきます!!
死者が18人も出ているのも知らなかったので少し驚きですが、このように車検にまで関わってくるぐらいですから相当危険なのは間違いないでしょう。
エアバックリコールで車検が通らなくなるのはいつから?
エアバックリコールを実施していないで車検に通らなくなるのは、平成30年5月より車検に通らなくなるそうです。
これ以降はエアバックのリコールを実施していない車は例え車に異常がなくても車検を通す事が出来なくなります。
なので車検期限ぎりぎりになって車検を受けたりするとエアバックリコール対象者だった!!
なんてことになるとエアバックリコールを改修している間に車検が切れてしまう恐れもあるので余計な出費がかかります。
まず車検は余裕をもって行うために有効期限の確認と自分の車がリコールに該当していなかを調べる必要があります。
リコール検索の仕方は、「自分の車のメーカー+リコール検索」で検索すれば出てきますので、車台番号を入力すれば簡単に調べる事ができます。
調べたらエアバックリコール以外のものが出てきたりもしますので一度検索してみた方がいいです。
車検前にまずは確認をしてから受けるようにしましょう!