バックランプで車検基準に落ちやすい注意ポイントを紹介!
車検でも点検されるバックランプにはいくつかの基準があります。
普段はあまり使わないので特に気にしない方も多いかと思いますが、自分で球を社外品に交換したりバックランプ自体を後付けしたりする事もあると思います。
私が整備士時代にもバックランプの後付けをされている方は意外にも多くいて、さらにそのほとんどの方が基準外で車検には通らない状態でした。
車検に通らないとなると、一度持ち帰って自分で改善してくるか、そのまま整備工場に依頼してしまうか、どちらにしても余計な時間と費用がかかる事にもなりかねません。
まずは検査で落ちやすいポイントをしっかりとチェックしていけば当日指摘を受ける事も無くなりますので参考にしてください。
今回はバックランプの検査に落ちやすいポイントを紹介していきます。
自分で出来るバックランプの点検
バックランプは車両をバックレンジに入れた時に点灯するランプで後退灯とも呼ばれています。
バックランプは車両の長さでも取り付け個数などが変わってきますが、普通車の範囲で今回は紹介していきます。
バックランプの数
バックランプには取り付けられる数が決まっています。
数は1個または2個になります。
つまり2個以上は普通車の範囲では取り付けてしまうと検査に落ちることになります。
意外にもバックランプを後付けして2個以上になっている車を多く見かけますので取り付けている方は要注意です。
もし2個以上取り付けている場合は車検時には外していきましょう。
バックランプの色
バックランプの色は「白」のみになります。
他の色はバックランプとはみなされませんので社外品などで色を変えている方は戻して検査を受けた方がいいです。
バックランプの明るさ
バックランプの明るさは15W以上で75Wまでになります。
球を社外品に変えている方はこの範囲内で収まっているのかも確認が必要です。
バックランプの取り付け位置
取り付けてある高さにも注意が必要です。
バックランプは1,2m以下の取り付けが基準となっています。
あまり高い位置に取り付ける方はいないと思いますが、その逆の下縁の高さは0,25m以上なければいけません。
バックランプの取り付け位置を特別変えていなくても車高を低くしたりすると、この高さを確保出来なくなる場合がありますので、車高調整をしている方は必ず確認していきましょう。
以上がバックランプで落ちやすいポイントになります。
基本的には純正であれば特に検査に落ちる所ではないので社外品など何か手を加えている方は事前に確認しておきましょう。