ユーザー車検のやり方を解説!当日までに必要なものと受付手順

ユーザー車検を受けるには自分で書類などを準備するのはもちろんですが、その他にも各運輸支局に車検の予約も必要になってきます.。

 

ここでは車検前に準備しなくてはいけない書類と運輸支局での受付手順などを解説していきます。

 

当日の「検査コースのやり方」については別の記事で紹介していますので、コチラを参考にしてください。

 

ユーザー車検を受ける前にする事

 

書類関係を準備する前に車の点検はしておきましょう。

 

そもそも車が車検を受けられる状態なのかどうかを調べないと、この先の書類や受付の仕方が分かっても無駄になってしまいます。

 

ユーザー車検を受けるに車を点検して、検査に通るのか?それとも修理をしなくてはいけないのか?などを必ず確認して修理が必要であれば整備工場に依頼をして車検に通る状態にしてから進めていきましょう。

 

  • 自分で出来る車の点検方法

点検は意外にも簡単に出来ますよ!点検のほとんどが目視点検になり簡単に出来るので一度はチャレンジしましょう!

 

  • 車の点検で異常がなければ必要書類を準備

必要な書類は、自分で揃えるものと当日運輸支局でもらうものがあるので必ず事前に確認はしておきましょう。

 

  • ユーザー車検の予約

予約はインターネットでいつでも出来ますが検査日は注意しないといけません!混雑しないポイントを確認しましょう!

 

この3つをしていれば運輸支局で検査を行うことができます。

 

このまま運輸支局に行って検査を受ける事も出来るのですが、いくら念入りに点検をしても検査コースで落ちてしまう部分もあります。

 

そういった所を事前に調整してくれるのが「予備検査」になります。

 

ここは一般の方だけではなく、整備業者も利用する所なので、車検を受ける際には予備検査をしてから運輸支局で検査を受けた方が合格できる確率が高いです。

 

では、ここからは当日の流れを解説していきます。

 

ユーザー車検の受付

 

各運輸支局内は一方通行の所がほとんどですので、構内の指示に従って逆走しないよに注意しましょう。

 

当日の受付は、ユーザー車検専用の窓口があるのでそちらで手続きを行います。

 

検査コースに入る前に、運輸支局で入手する書類もあります。

 

  • 書類作成
  •      ↓

  • 自賠責保険加入
  •      ↓

  • 重量税・検査手数料支払い
  •      ↓

  • 検査受付
  •      ↓

  • 検査コース
  •      ↓

  • 新しい車検証の受け取り

 

この手順で行っていきます。

 

必要書類の作成

まず運輸支局でもらえる書類から手配しましょう。

  • 自動車検査票
  • 継続検査申請書
  • 重量税納付書

この3つは当日、各運輸支局のユーザー車検受付窓口でもらえます。

 

用紙の書き方も運輸支局内に見本等の記載例がありますので、そちらを確認しながら記入してください。

 

自賠責保険の加入手続き

自賠責保険は車検満了日をカバーできる保険期間でなければなりません。

 

自賠責保険は車検満了日より1日以上多く加入されていますので、車検の満了日が過ぎていなければ24ヶ月の加入で十分です。

 

万が一、車検の満了日が過ぎてしまった場合では、自賠責保険期間も切れている事が多いのでその際は25ヶ月で自賠責保険を加入しましょう。

 

自賠責保険の窓口は、運輸支局内の代書窓口で加入できます。

 

重量税と検査手数料の支払い

重量税と検査手数料は印紙で支払いをします。

 

運輸支局場内の印紙・証紙販売窓口で、購入できますので重量税納付書と継続検査申請書に印紙を貼ってもらいましょう。

 

普通車と軽自動車でそれぞれ違いますので事前にいくらかかるのかを確認しておいた方がいいでしょう。

 

納税証明書の確認

納税証明書は軽自動車のみが提示を義務付けられていますので、普通車は納税証明書が無くても検査受付できます。

 

当たり前ですが、納税が未納の場合は継続検査が出来なくなります。

 

万が一、納税が未納していた場合では、運輸支局内に県税窓口があるので、そこで支払いをすれば、納税証明書を発行してくれます。

 

軽自動車は各市町村で支払う事になります。

 

ユーザー車検の受付

ユーザー車検の窓口は運輸支局内の登録関係の建物にありインターネット予約をした際に予約番号が発行されていますので、その番号と必要書類一式を窓口で渡します。

 

書類に不備がある場合は、訂正しないと検査コースにすすめませんのでその場で訂正をして受付を済ませましょう。

 

あまりないと思いますが、違反金の滞納もあると車検を継続できません。

 

駐車違反などで滞納があると、受付の時点ではじかれてしまうので、そのような滞納がある場合は支払いを済ませてから車検を行いましょう。

 

検査コース

検査コースのやり方は別の記事で紹介しています。

 

検査コースには種類がありますので間違えないようにしましょう。

検査を受ける時には必ず検査官に「初心者です!」と伝えましょう。
これをする事で、検査を受ける時にマンツーマン対応でサポートしてくれるので検査手順もわかりやすく、初心者にはおすすめです!

 

新しい車検証の交付

検査が全て問題なければ、あとは必要書類一式を最初に受付をした
ユーザー車検窓口となりで申請手続きをします。

 

順番で呼ばれるようになりますので、そのまま待機して新しい車検証とステッカーを受け取ってください。

 

万が一、検査で不合格になった場合では、予備検査を利用して不合格個所を手直ししてもらいましょう。

ユーザー車検では事前の確認が必要

 

ユーザー車検でのやり方を解説しましたが、車両点検も問題なし!納税、違反金、書類も全てOK!

 

これで大丈夫!・・・となっても、もう一つ注意があります。

 

ユーザー車検に限らず、車検を受ける全ての車両が今後エアバックのリコールを実施していないと車検に通らなくなります!

 

一時期かなり騒いだあの「タカタのエアバックリコール」です。

 

このリコールがいまだに未実施の件数が320万台あり、今まで発生した事故で18人もの死亡者が出ている事から、厳しくなり車検を通さないようになりました。

このエアバックのリコールが未実施のままでは車検を受ける事が出来なくなります。

 

特に車検有効期限ギリギリで受けようと考えている方では万が一このエアバックのリコールに該当していると、当日は受付ではじかれてしまい仕方なくディーラーにリコールの修理依頼をしても当日対応なんてしてくれる可能性は低いです。

 

当日どころか何日か後にならないと作業が出来ない状態になる確率が高いです。

 

そんな事になると車検有効期限が切れてしまうので、余計な手続きと出費がかかりますので、事前に確認しておくべきです。

 

自分の車がリコールに該当しているかを検索するやり方は、各メーカーのホームページで簡単に検索が出来ますので、車検が近い場合ではユーザー車検に限らず一度確認をしておいた方がいいでしょう。


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