ホーンの車検基準に注意!車検に通らないポイントを確認
車検の検査で落ちないようにするには自分で車を点検しないといけませんが点検するポイントをしっかりと抑えて確認しないと無駄な点検になってしまいます。
今回紹介する「ホーン」は普段あまり使わない方も多く、意識していない方も多いので、「ホーンなんか、ただ音が鳴ればいいんでしょ!」 と思っている方がほとんどかと思いますが使わない所だからこそ、事前に確認しておいた方がいいのです。
社外品などを取り付けている方はどういった所がダメなのかをしっかりと確認して自分の車を点検してみてください。
自分でホーンを点検してみる方法
ホーンは「クラクション」や「警音器」とも言われている物でユーザー車検を受けるときなどはホーンの検査は最初の方で確認されます。
ここで音の「大きさ」や「音色」を検査官が確認します。
ホーンの音を測定する計測器のありますが、ほとんどが検査官の視聴検査で合否の判断をします。
つまり検査官の耳で判断するという事になります。
ホーンの大きさ
ホーンの音は基準では前方7mの位置で112dB以下93dB以上という基準があります。
一般の方はホーンの音を計測できる機械はないので、音の大きさの確認は自分の耳に頼るしかありません。
音の大きさは普通に音が確認できれば問題ないぐらいで車の前に立つと「うるさい」と感じるぐらいでしたら問題ないかと思います。
古い車や、ホーンをほとんど使用していない車ではホーンが鳴らない時がありますので車検前には必ず確認しましょう。
ホーンの音色
ホーンの音色は変化している音はダメになます。
音が最初から最後まで一定な音でないと検査に落ちてしまいます。
例えば音がメロディになっていたり、音が変化する電子ホーンやサイレン音なんかは検査に通らないので注意が必要です。
ホーンのマークが必要
ほとんどの車では室内のハンドル辺りにホーンを押す所がありますが、そこに上画像のようなホーンのマークがないと検査に落ちてしまいます。
ハンドルを社外品などに交換するとホーンのマークが付いていなかったりするので確認が必要です。
社外品のホーンを取り付けている方で室内にホーン切り替えスイッチが付いていても検査に落ちてしまいます。
基準は運転者が運転席で容易にホーンの大きさや音色を変えられる物はダメ。
という基準なので運転席付近に切り替えスイッチがあると検査で落ちてしまいます。
しかし検査官が気づかなければ大丈夫かもしれませんが、装着されている方は取り外していく方が無難だとおもいます。
以上がホーンの落ちやすいポイントになります。
純正でも車検に行く前にはホーンを鳴らして音がしっかり出ているかは確認してから行きましょう。