直前直左の基準は大丈夫?ダメなポイントを今すぐ確認!
クルマの基準はいろいろありますが、今回紹介するのは「直前直左」といわれる部分を解説していきます。
この部分は意外にも車検で指摘を受ける事が多く、クルマを少しでもいじっている方や、中古で購入した方、室内に何か取り付けをされている方、などなどに該当されている方は一度確認しておいた方が良いです。
クルマの外装などは何も取り付けされていない方でも、室内にはちょっとした用品を取り付けている方は多いのではないでしょうか?
もしかすると直前直左の基準にひっかかるかもしれませんので要注意ですよ!
直前直左の確認
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上画像の黄色の部分に高さ1メートルの直径30pの円柱(ポール等)を立てた時に、運転手が全ての黄色部分で確認できるかどうかが直前直左の基準になります。
こんな感じでポールを立てて、運転席から先ほどの黄色の部分全部の箇所で確認出来れば問題ありません。
いやそんなの確認出来て当たり前でしょ???
そう思われがちですが、あるものを取り外したり、中古車で購入した時から付いていなかったりするので確認が必要なんです。
こんな感じの車の左側のフェンダー部分に取り付いてるミラーです。
主にSUV車で車高が高い車に多く取り付いており、これがないと先ほどの黄色の部分が確認できないのです。
もしSUV車を乗っている方は取り外しされていないか確認しておきましょう。
※もともと必要ない車もありますので注意して下さい。
それと取り外しではなく今度は取り付けた場合です。
何かを取り付けると黄色のポールが見えなくなります。
例えばこれです
この車は足回りを改造して車高を上げた事により左側が見えなくなっています。
このようになると検査に落ちる事になるので、先ほどのミラーなどを取り付けて確認が出来るようにしなければいけません。
それと室内でもこんな感じのを取り付けると
後付けナビをインパネ周りに付ける事で先ほどの黄色いポールが見えなくなる場合があります。
ナビのモニター意外にも、スマホをセットして見れるようにするホルダーなんかも最近取り付けている方が多いので、直前直左の範囲が確認できるかどうかをチェックした方が良いです。
こいった普段当たり前に使用可能で何気なく取り付けた物が、意外にも車検でひっかかってしまう事になりますので何かを新しく取り付ける場合は最初から確認しておかないと余計な出費がかかってしまうので十分に注意が必要になります。
以上が直前直左の落ちやすいポイントになります。
あまり知られていない基準ですが、検査場の検査官はしっかりとチェックしてますので検査に行く前には必ず確認した方が無駄な出費は防げますよ。