車検の見積もりを比較するポイント!本当に必要な整備を知る必要がある

車検を受ける時には整備工場で車検見積もりを出してもらう事は当たり前に行っていると思います。

 

プロの整備士が車を実際に点検するので、どこが車検に通らないか、摩耗している部分や壊れそうな部分はないのかを確認してくれるので安心ですよね。

 

しかし、その見積もりの内容は全て確認されていますか?

 

疑問に思う部分や、よく分からない部分はないですか?

 

プロの整備士が勧めているから間違いはないと思っていませんか?

 

もし今までの車検見積もりでこのような事にが当てはまるなら要注意です!

 

何故なら私が長年整備業界で勤めてきた経験上、車検費用が高くなりやすい傾向がある方だからです。

 

車検費用が高い=しっかり整備をした安心な車検

 

このように思っている方が多く、無駄な整備をしているのが現状です。

 

今回は本当に必要な整備部分を見極める為の比較の仕方をお伝えしていきます。

 

車検見積もりでの比較するポイントを抑える事が出来れば今までの車検とは違う、本当に必要な整備だけに絞る事が出来るので、浮いた費用で家族サービスや美味い物に変えて行く事だって出来ますよ!

 

車検にかかる費用では大きく分けて3つあり「基本料金」「諸費用」「追加整備」

 

この3つの費用を解説していきますので、どの部分をどういった比較をした方が良いのかを分かる事が出来ますよ。

車検基本料金

車検にかかる基本的な整備料金になります。

 

車検項目に従って行う点検整備作業でよくチラシやネットで見る費用になります、初めから決まっている料金で各整備工場によってこの料金は変わってきます。

 

恐らく多くの方がこの料金がいくらなのかをネットやチラシなどで調べて、他社と比較しながら安い整備工場を選んでいると思います。

 

整備工場によってはこの基本料金の他にも検査費用などがかかる所もあります。

 

検査費用とは車検の整備が完了して最後に検査をする完成検査の料金になります。

 

どちらにしても最初から決まっている費用なのでチラシや電話問い合わせなど簡単に教えてくれる費用になります。

車検諸費用

車検を受ける時にかかってくる税金と保険関係になります。

 

諸費用の内訳として

  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 印紙代

この3つが諸費用になります。

 

車の重さによって重量税はかわってきますし、減税対象車などは重量税などが減額される場合があります。

 

その逆に年式が13年経過車や18年経過車では重量税が増額されてしまいます。

 

この部分も基本料金と同じで最初から決まっている料金なのでチラシや電話問い合わせで簡単に知る事ができる費用になります。

車検追加整備

車検の料金が思っていた以上に高くなるのはこの追加整備の部分になります。

 

この料金は基本料金と諸費用のように最初から分かる金額ではなく車の状態によって変わる料金になります。

 

年式が古い場合や、故障箇所が多数あると追加整備が多くなるので車検費用が高くなる傾向があります。

 

しかしこの部分こそが各整備工場で最も力を入れている部分だという事にも注意が必要です。

 

どういう事かというと、この部分を多く整備してもらえれば整備工場側は利益を得る事ができるので、出来る限り多く追加整備をしてもらいたい!!

 

そう考えているのが現状です。

 

なのでこの追加整備部分が自分の車には本当に必要なのかどうかを見極めないと無駄な整備費用を支払う事になりますので注意が必要です。

 

車検見積もりで比較する1番のポイント

 

車検見積もりでは、もともと決まっている費用の「基本工賃」と「諸費用」の部分はそれほど気にしないで良いです。

 

もちろん「基本工賃」は整備工場によって金額差があるので、あらかじめ比較しておく必要がありますが、それ以上に注意が必要なのが「追加整備」の部分です。

 

この部分は最初から分からない金額で、実際に車を点検しないと分からない費用です。

 

これが非常に厄介な費用で、他社との見積もりをしないで即決してしまうと無駄な整備をする確率が高くなります。

 

この追加整備には、あなたの車の為だけの整備ではなく、その整備工場の利益の為の整備が含まれている事を知らないといけません。

 

オーバーに言っている訳ではありません、一般に知られている知名度が高い整備工場なら尚更そういった傾向があります。

 

1台1台に対しても目標設定が決まっているので、本当に必要な整備とはかけ離れた部分が発生する事が多くなるのです。

 

これを防ぐ為には、車検見積もりの追加整備部分の比較です!

 

私が長年整備業界で勤めてきて、車検が高くならない人は必ず、他社の見積もりを必ず取っています。

 

車検が高くならない人は、他社との見積もりを比較する事で本当に必要な作業を自分で見極める事ができます。

 

車の知識があるから?

 

商談テクニックがあるから?

 

全くそんな特別な能力は必要ありません、ただポイントを抑えて比較すればいいだけです。

 

それは、

 

「車検見積もりで重なった部分は本当に必要な整備」

 

これだけです!

 

それ以外に勧められた部分は利益がらみの整備と疑っても良いでしょう。

 

同じ車を、同じ車検基準でプロの整備士が点検をしているのです。

 

本当に必要な整備であれば、どこで点検してもらっても同じ指摘するのが当たり前です。

 

そのプロの整備士が揃って、「ここは作業した方がいい」と言っている部分は必要な整備と判断して、他の部分は利益がらみの可能性があるので省いてしまうか、どうしても気になるなら車検後に実施するようにしてみて下さい。

 

「車検と一緒なら安くします」とか車検後に作業依頼する話をすると、嫌がったりする場合は特に怪しいです。

 

もちろんブレーキ関係などは、車検時に分解するのでブレーキパッドの交換などは多少工賃が安くなったりもしますが、その他に関しては車検整備と重複する所がほとんど無いので注意した方がいいです。

 

まずは比較です!

 

車検見積もりを何社か比較して、「作業項目が重なった部分

 

この部分が必要な整備と判断してください。

 

見積もりを出してもらう注意点としては、必ず他社の見積もりは見せない事です!

 

これをしてしまうと、他社見積もりに合わせて作成してきますので全く意味の無い見積もりになってしまうので、必ず、他社見積もりは見せないで、「最低限の見積もりで」と依頼してみましょう。

 

最低でも2〜3社の見積もりは取って比較した方が精度が高い車検見積もりができますよ。


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