車検を安くするコツ!秘訣は車検費用の内訳を確認する事

車検の費用は出来る限り安くしたいと思うのは誰でも一緒だと思いますが長年車業界で勤めてきたので分かるのですが、車検で「高くなる人」と「高くならない人」が存在します。

 

もちろん車が極端に壊れていたりする場合は高額修理になるのは間違いありませんが、例え同じ条件のクルマでも「高くなる人」と「高くならない人」に分かれます。

 

同じクルマなのに何故でしょう?

 

何が違うと思いますか?

 

ここでちょっと簡単な質問をさせてください。

 

整備工場で出された見積もりを見てこう思ったことありますか?

 

  • 車の事は分らないから・・・任せる
  • プロの整備士が提案するのだから信頼するしかない
  • 高いけど作業しないで壊れるのは嫌だ
  • 知名度がある店舗だから多少高くてもしっかりしているだろう

もしこのように思っている方は要注意です!!

 

さらに言うなら車検が「高くなる人」の傾向が強いです。

整備工場には売り上げ目標がある

各地に整備工場はいろいろありますが、その中でも有名な店舗、知名度がある店舗ほど売り上げ目標は大きいです。

 

当たり前の事ですが、会社は利益がないと存続する事もできずに社員の給料すら支払う事も出来ません。

 

車検や修理の費用にはこういった部分が含まれている事を理解しないといけません。

 

さらに有名な店舗ほど宣伝広告費は莫大にかかります。

 

私が以前勤めていた所では一週間のチラシだけでで80万さらにテレビCM・ラジオ・ネットなどの宣伝広告費がかかってきます。

 

宣伝広告費分の売り上げと、さらに利益が出るように運営していかないと会社は潰れてしまいます。

 

宣伝広告費意外にも経費はまだまだあります。

 

店舗が大きければ大きいほど維持費もかかります。

 

さらに従業員も多く雇わなければいけませんので人件費も多額にかかります。

 

1店舗だけで毎月何千万もする経費がかかってくるので、その経費を全てカバーしてさらに利益を出すようにする!!

 

その使命が従業員達には課せられます。

 

これは会社に努めていれば当たり前の事ですが、知名度がある整備工場では車検1台に対して〇〇〇〇〇円の利益目標!!

 

こういった目標は、大きな整備工場なら必ずあります!

 

これでも車検見積もりには100%余計な費用が入っていないと言いきれますか?

 

年々厳しくなる自動車整備業界の競争激化!

 

このグラフは国交省が公開している、全国の認証工場の数と自動車整備業界の売り上げのグラフです。

 

年々整備工場は増えて増加傾向なのに対して、売り上げは年々激減していく一方です。

 

さらに車の保有台数も減り続ける中で、数での勝負も多くは見込めないのであれば1台1台の売り上げを何とかしないといけない部分もあります。

 

こんな厳しい状況の中でいかに会社存続の為に必死になるしかない環境であるのは間違いはありません。

 

しかしだからといって余計な費用をかけて整備工場に売り上げ貢献はしたくないですよね。

 

ほとんど交換する所がない「新車の車検」と「10年以上経過した車の車検」が同じ車検金額だったらおかしいと思いますよね?

 

ですが、実際には同じ利益目標があるので交換する部品は違うけど何かしらの作業で1台1台見逃さないで整備士は勧めます!勧めないといけない立場です。

 

もちろん全国各地の整備工場が目標利益だけを追い求めている訳ではありませんが、車検で安く出来る人はこのような仕組みがある事を理解しています。

 

そして出された見積もりに何も疑問に思わないですんなりと了承する方は車検が高くなりやすいのです。

 

つまり「いい人」ほど車検で高くなる傾向が強いんです!

 

車検を安くるにはとにかく比較してください!

 

ここまで説明すれば整備士に言われるがままの内容で車検を受ける事はしないで、これからは絶対に確認が必要という事は分かって頂けたと思います。

 

その整備項目の中には車の状態を無視した内容が含まれていないかを自分で確認しないといけません。

 

自分の車は自分が一番大切にしていますので、自分で車を守るしかありません。

 

何も知らないではなく、知ろうとする行為が大切ですし、車検費用を安くしたいなら調べる必要はあります。

 

特別な車の知識を付けなくても複数の整備工場で見積もりとって比較していく事で簡単に分かる事が出来ます。

 

まずは比較する事がとても重要です。

 

近所の整備工場でも良いですし、車検専門店でもいいのでまずは見積もりを比較してください。

 

この見積もりはちゃんと「実際に車を点検した見積もり」でなくてはいけませんよ。

 

そうすると必ず「見積もりに違い」が出てきます。

 

例えば
A社の見積もりで勧められた作業項目がB社では全く見当たらない。

 

こんな感じに作業項目が必ず違ってきます。

 

この違いこそが「必要のない整備」になるんです。

 

プロの整備士が同じ車を点検して確認しているのに、内容に違いが出てくる部分は片方の整備工場が厳しいジャッジをしたのかあるいは利益目的で勧めた部分といってもいいです。

 

複数の見積もりをして、作業項目が一致しているのが「必要な整備」になるので、それ以外は省いてしまう方が良いです。

 

見積もりを依頼する時には他社の見積もりを見せてしまうのはNGです!

 

これをしてしまうと、全く意味の無い他社見積もりに対しての見積もりが出来上がってしまうので、必ず1社1社個別で見積もりを出してもらい「最低限の見積もりでお願します」といった方がいいでしょう。

 

出来れば3社ぐらいは比較して欲しい所です。

 

車の知識が無くても、プロの目線を利用できるので見積もりで一致した部分だけを必要な部分として判断すれば最終的に何が必要かが分かるようになりますよ。

 

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