エンジンルーム内の点検を自分でしてから車検を受けてみよう
エンジンルーム内の点検はクルマの点検のなかでも一般的に知られているので必要性が高いのは知っていると思います。
クルマのいろいろな装置などがギッシリと詰まっている部分なので、この部分を点検出来るだけでも未然に故障を防いだりクルマを長持ちさせていく事にも繋がります。
今回はエンジンルーム内の点検を簡単に出来る方法をを紹介しますので参考にして下さい。
点検といってもそんなに難しいものではありません。
ここで紹介する点検方法は簡単に出来るものですので自分で出来る所は自分で点検して車の維持費を抑えていきましょう。
自分でエンジンルーム内の点検をする方法
エンジンルームで点検する所は
- ブレーキオイル
- エンジンオイル
- ウォッシャー液
- 冷却水
この4つを点検していきます。
ブレーキオイルの点検
ブレーキオイルの点検は上の画像の赤い線の部分の所のようにブレーキオイルタンクに目印が付いています。
ブレーキオイルのタンクには「MAX」「MIN」と書いてありますので、この間にブレーキオイルがあれば問題ありません。
もしこの間にブレーキオイルが無い場合はどこかで漏れが発生している可能性がありますので下回りの点検をしましょう。
【下回りの点検はコチラの記事】
エンジンオイルの点検
エンジンオイルの点検はまず黄色いレベルゲージを引き抜きます。
レベルゲージを引き抜くと上の画像のようにゲージにくぼみがあります。
※車によっては文字が書いてあったりします
ゲージには何かしらの目印があります。
このゲージでは赤い線の部分にくぼみがありこの間にオイルがあれば正常になります。
もしこの目印の位置にオイルが無い場合はオイル漏れの可能性を疑って下回りの点検をしましょう。
オイルも極端にドロっとしていたり真っ黒な場合はオイル交換時期ですので交換しましょう。
【下回りの点検はコチラの記事】
【エンジンオイルの交換方法はコチラの記事】
ウォッシャー液の点検
ウォッシャー液は目印が分かりずらいのが多いので少ないと感じたら補充しましょう。
ウォッシャー液は入れすぎても特に支障を来す恐れはないのでキャップ付近まで補充していきましょう。
冷却水の点検
冷却水の点検はリザーブタンクで行います。
上のようなタンクがリザーブタンクなのでこのタンクには目印がありますのでそこの間に冷却水が入っていれば問題ありません。
以上でエンジンルームの点検は完了です!
この他の、バッテリーやオートマオイルなどもありますが最近ではメンテナンスフリーになっていますので点検不要になります。
エンジンルームの点検が出来るようになれば、自分で車検を受ける事も出来るようになりますよ!
自分で車検を受けるユーザー車検に必要なメンテナンスのポイント
車検を自分で行うユーザー車検では、多くの人が難しいというイメージを持っている人がほとんどかと思います。
しかしユーザー車検に必要なメンテナンスはそれほど難しくないです。
特に何か外すわけでもないので簡単にできるんです。
今回紹介したエンジンルームの点検も目で確認するだけなので簡単なはずです。
しかしこれだけで本当に異常がわかるのか?
そう思うかもしれませんが、整備の基本として、まずは「確認する」からです!
正常な状態こそ知っていなければいけないのです。
点検は異常を発見する事が目的ですが、異常の反対の正常を知らないと意味がありません。
正常な状態をしっかりと覚えて、そこで何か異常が出てくると「あれ!」と気づけるようになります。
この異常に気付くことができるのは正常な状態を知っていないと気付く事ができません。
まずは自分の車がどのような状態なのかを知る必要があります。
定期的にエンジンルームの点検をしているとエンジンオイルの汚れやブレーキオイルの汚れにも気づけるようになります。
これは何回も点検をしないと分かるようにはなりませんので、こういった所がわかるようになれば、もうメンテナンスの素人ではなくなります。
特にブレーキオイルの点検は重要です。
ブレーキオイルが無くなればブレーキが効かなくなりますので、大事故に繋がってしまいます。
ブレーキパッドが少なくなったりしてもブレーキが効かなくなる事はありませんがブレーキオイルが無くなると車は止まることが出来なくなります。
車の装置で一番重要な装置ですのでユーザー車検をするならブレーキオイルの点検は絶対に怠らないようにしていきましょう。
【ブレーキオイルの交換方法はコチラの記事】
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このサイトではユーザー車検をゼロスタートでも出来るように作成していますので是非参考にしてください。