クルマのエンジンオイルは自分でも簡単に出来る!
クルマのメンテナンスで一般的に知られているエンジンオイルの交換。
ほどんどの方が定期的にしないといけないのは分かっていると思いますが、なかなか整備工場に出向く機会がなく費用もかかるしちょっと面倒くさい・・・
などと言って放置していませんか?
確かにクルマのメンテナンスで一番交換頻度が多く、さらにメンテナンス費用も一番かかる所なのでついつい後回しになってしまう方も多いですが、このメンテナンスを自分でしてみてはいかがでしょうか。
普通の方であれば整備工場に任せる事が多いですが、一度交換方法をマスターしてしまえば、整備工場に支払う金額が馬鹿らしく感じてしまうぐらい簡単に出来るようになります。
さらに国産車であれば使う工具もそれほど揃えなくても出来てしまうんですよ!
自分で出来るエンジンオイル交換
まず必要なのが上画像の
- エンジンオイル
- メガネ(14・17)
- 廃油処理パック(あった方が便利)
- オイルジョッキ(あった方が便利)
ちなみに廃油処理パックは自分でも作成できますし、オイルジョッキもエンジンオイルが4リッター缶であればそのまま注ぐ事も出来ます。
絶対に必要なのが、「エンジンオイル」と「メガネ」になります。
では交換方法を紹介していきます。
エンジンオイルを抜く
ハンドルを右に目いっぱい切って下をのぞくと上画像のドレンボルトが見えますので、ここをメガネで緩めて外します。
こんな感じにメガネでドレンボルトを緩めます。
少し緩めるだけで後は手で緩められますのでメガネで緩めたら下に廃油処理パックを備えます。
廃油処理パックを備えたらドレンボルトを手で緩めて外します。
この時にドレンボルトにパッキンが付いていることを確認してください。
パッキンがないと再度締め付けてときにオイル漏れしてしまいますので必ずパッキンが付いているかどうかは確認しましょう。
上画像の赤丸みたいにドレンボルトを外すとパッキンが下に落ちる時もあるので再度絞めるときは忘れずにドレンボルトに付けてください。
エンジンオイルが抜けたらドレンボルトを付けていきます。
ドレンボルトを絞める時は必ず最初は手で絞めてください。
最初からいきなりメガネで絞めてしまうとネジ山を壊してしまうので最初は手で絞めましょう。
手で絞めきれなくなったら最後にメガネで「キュッ」ぐらいの感じで絞めてください。
あまり締め付ける必要はありません。どうしても慣れないうちは力一杯締めてしまいますが、ドレンボルトで一番多い破損が絞めすぎです。
絞めすぎるとネジ山が壊れるので力一杯絞めないように注意です!
万が一緩んでいたとしても後から確認して締め付け出来ますので、絞めすぎだけは注意です。
エンジンオイルを注入する
ドレンボルトを締め付けたら後は上からエンジンオイルを入れるだけです。
エンジンオイ量はレベルゲージで確認しながらいれましょう。
レベルゲージが適量になるまで調整したら、エンジンを始動させてドレンボルトからオイル漏れが無いかを確認します。
漏れていなければ、これでエンジンオイルの交換は完了です!
どうでしょか?
特にジャッキアップもしないで、ドレンボルトを外して抜いて入れるだけで完了です!
もちろん車種によってはジャッキアップしないと外れない車もありますが作業方法は同じです。
エンジンオイル交換で必要な道具
今回使用した道具はコチラです。
【エンジンオイル】
TOYOTA 売り上げランキング : 1071
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1リッターあたり400円程度なのでコスパに優れたエンジンオイルです!安いからといってエンジンが壊れてしまうとかは一切ありません。私のクルマも愛用しているオイルで現在は20万キロ越えしていますが故障なども無くいたって快調ですよ♪
【メガネ14×17】
京都機械工具(KTC) 売り上げランキング : 190154
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メガネレンチはちょっと良いやつの方がいいです。安物ですと使用していく間に削れてしまいボルトがなめやすくなるのでブランド品のなかでも安価なKTCがおすすめです。
【廃油処理パック】
エーモン(amon) 2012-05-09 売り上げランキング : 3
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あった方が後々の処理が便利ですが、自分で段ボールにビニール袋を入れてウェスなどを詰め込めば代用できたりもします。
自分でエンジンオイル交換が出来れば、オイル代が4リッターで1000円ぐらいで出来ちゃいます!
整備工場に任せたら3000円ぐらいかかってしまうのでコストをかなり抑える事も出来ますし、浮いた費用でエンジンオイルも自分の好きなオイルを選ぶ事も出来ますよ。
もちろん無理に作業をおすすめする訳ではありませんが自分でメンテナンス出来る所を増やしていくとユーザー車検を受ける事も可能になります。
まずは動画を見て自分で出来そうかどうかチェックしてから判断してください。