知っていますか?自動車の車検費用の内訳には隠された料金が潜んでいます

自動車の車検見積もりを出してもらった事がある方は知っているかと思いますが、実際に全部の項目を把握している方はとても少ないです。

 

整備工場で出してもらう見積もりって、いろいろ細かく書いてありますよね?

 

「車検基本工賃〜・・24ヶ月点検費用・・・重量税・・・印紙代・・・」

 

「○○○コース料金!」

 

「早期割引料金!」

 

などなど書いてあり、見積もり一枚の項目を見ても、たくさんの作業項目があるので

 

自分の車はしっかりとした車検の作業をしてもらっている!

 

大丈夫!しっかりと確認したし!

 

何も余計な作業は無い!!

 

そうあなたは思っていませんか?

 

もし無駄なものが一切入っていないと思っていたら、

 

すでにあなたはをしています。

 

本当に無いですか?自動車の車検見積もりの内訳で気になる部分

 

よく車検見積もりの前などに「概算見積もり」といわれる簡単な見積もりをもらえると思います。

 

あくまでも最低限かかる費用の内訳ですね。

 

最低限の車検料金はチラシなどの広告でわかっているから特に気にしてないし

 

「確認するまでもないでしょ!」

 

そうですね、ほとんどの方が、知っている料金だからあまり気にもせず、この概算見積もりは確認していません。

 

さらに実際の車検ではこの料金が最終的に支払いする料金ではないので、気にしない方が多いのですが・・・

 

しかし、すでにこの時点で、少し違和感がないですか?

 

ネット広告やチラシなどで確認済みの最低限の料金との「差」が出ている事が分かりますか?

 

上から順番に見ていきますと

 

  • 「車検基本整備料」13,650円
  • 「自賠責保険24ヶ月」27,840円
  • 「重量税」43,200円
  • 「印紙代」1,100円

 

ここまでは、ネットやチラシ広告などで確認済みの料金ですよね。

 

これを全て足していくと

 

85,790円!!

 

車検にかかる最低限の費用が85,790円でなければおかしいですよね?

 

しかし「車検概算基本総額」を確認してみると

 

87,518円???

 

えっ、何故!?

 

もしこの部分の金額差を以前から気づいていた方は、かなり鋭いです!

 

整備工場側にとっては強敵となる事でしょう(笑)

 

ではこの差額は一体何なのか?

 

概算合計のちょっと上に、小さく載っているのわかりますか?

 

 

これです↑
「ショーとパーツ」648円「パーツクリーナー」1,080円

 

合計で1,728円

 

この費用が、概算見積もりに入っている事で総額にズレが出ているのです。

 

さらにこの費用は、どこの整備工場でも当たり前に入っている金額で、ディーラーでも当然請求されています。

 

これは、ブレーキ周りの清掃などに使われるクリーナー剤と各部を給油するグリス関係になりますがもちろん使用する量はごくわずかです。

 

例えクリーナー剤を1本まるまる使用したとしても一般販売価格198円ぐらいの代物です。

 

198円⇒1,728円

 

この差額どう思いますか?

 

車検全体的な金額からみると少ない金額なので、このぐらいの金額だったら気にしない〜

 

「車検で使うものなんだから仕方ないしそんなに変わらないでしょ」

 

確かに金額的には小さい金額ですが、もしあなたがコンビニでカフェオレを飲みたくて198円で買おうとレジまでいったら店員から何の説明もなく、まったく関係のない必要ないものを渡されて、

 

「お会計は1,728円」です

 

と言われたら、どうしますか?

 

さきほどと同じように

 

「小さい金額だから別に構わないよ」

 

なんて思えますか?

 

もちろんキレますよね・・・

 

コンビニではそんなことありませんが実際に車検ではこれと同じような事が起きている事にそろそろ気付いてきたのではないでしょうか

 

実際の車検見積もりはさらに追加されている

ショートパーツとパーツクリーナーがキレそうな物である事は分かってもらえたと思いますが、もう少し踏み込んだ見積もりを見てみるとさらに、金額差が加速していきます。

 


上の見積もりは、自動車を実際に整備工場でリフトで上げて何が悪いのかを整備士に点検をしてもらい、最終的にかかる車検の費用になります。

 

上から説明していくと

  • 「基本料金」
  • 「必要な整備」
  • 「諸費用」
  • 「割引」

このような費用の内訳が入っていますよね

 

 

この赤枠で囲われていない部分があります。

 

さきほどの、「ショートパーツ」と「パーツクリーナー」の他にも「光軸測定」「サイドスリップ測定」と言われる項目が入っています。

 

この部分は完成検査と言われる作業をした場合にかかる費用で「検査費用」などとも言われている部分になります。

 

つまり必ず実施する作業になるのです。

 

整備工場によっては、この部分を基準からズレたら追加費用が発生するようになっている場合があり

 

ヘッドライトの光の位置が上を向きすぎていたり下を向き過ぎていたりして、検査基準から外れた場合には車検を合格する事が出来ないので調整が必要になります。

 

確かに基準からズレていれば、仕方ない気もしますよね、

 

車検に不合格と言われれば、一般の方はどうする事も出来ないのでお願いするしかありません。

 

調整が必要かどうかもいざ車を確認しないとわかりません・・・・

 

本当にそうでしょうか?

 

答えはNOです!!

 

調整が必要になるかどうかなんて、最初からわかりきっています。

 

ヘッドライトの調整が必要になる車は、はっきり言って新車の初回車検以外は、ほとんどの車が実施しないと検査に合格できせん。

 

私は長年自動車検査員として、毎月200台近くの完成検査をしてきたので、実体験をもとにはっきりと言えます。

 

整備工場では、最初から調整が必要になる事の方が多い部分をあえてチラシやネットに出す料金には盛り込まないでいかに初期費用が安く見せるか!

 

この部分を他社よりもインパクトがある金額に出せばなんとか囲いこめる!

 

そんな策略があるんですよ。

 

何も作業項目に疑問に思わない方や、特に料金なんて気にしない多くの一般的に言われている「いい人」

 

この「いい人」ほど、この策略にはまりやすいです!

 

車検見積もりを適正に判断するためには

 

これまで説明してきた車検見積もり内容には、必要ないものが組み込まれているのが、わかってもらえたと思いますが

 

実際にはどうやって判断したらいいのか?

 

見積もりの内容などは、整備工場で項目内容も違いますし並んでいる順番なども様々なので一般の素人の方からみたら分かりづらい内容ですよね。

 

そこで簡単に判断する方法としてまずは、チラシやネットで表示されている金額内容を確認する事です。

 

そこで、完成検査の料金がどのようになっているかを調べます。

 

  • 検査料込なのか?
  • 追加で調整料が発生するのか?

 

これは各車検サイトで確認すれば、わかるはずです。

 

もし追加で「調整が発生します」となっていた場合では最初から、調整料がかかると思って車検金額を比較するべきです。

 

その中で一番安い所を探して

 

必ず比較です!

 

これをする事で料金の違いが必ず見えてきます。

 

片方の整備工場でしか進めていないものは、省いた方がいいです。

 

これは必要ない整備と判断してもいいでしょう。

 

気になる場合では後日整備をすればいいだけです。

 

同じ基準で行う車検なのに、整備内容が変わってくるのはその整備工場の社内基準の違いや点検した整備士の判断に違いが出てくる場合もありますが、

 

そもそも、本当に重要で必要な項目はズレる事はないです。

 

どこの整備士から見ても異常だと言われた項目だけをした方が整備金額を抑える事が出来て、無駄な整備をする必要がなくなります。

 

心配になる部分は、別の整備工場で質問すればいいだけの事なのでまずはどの部分が本当に必要なのかを見極める事をやった方が判断出来るようになれます。

 

一番信頼できるのは自分自身です。

 

あなたの一生懸命に稼いだお金を簡単に奪われないようにするためには、比較して内容を確認する!

 

これをするだけでも今までとは違う部分が見えてきますよ!


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