アルミホイール基準知ってますか?ユーザー車検で落ちないように確認しよう!
ユーザー車検を受けるには、車の各部分を自分で点検しないといけない所があります。
車の全部を確認するのは大変ですが点検するポイントを抑えて行えば、意外にも簡単に出来ることが分かります。
そんな確認するポイントの中で今回紹介するアルミホイールも基準外で指摘される事も多いのでユーザー車検を受ける前に一度確認してみた方がいいでしょう。
アルミホイールには基準がある
車にはいろいろな基準があります、そのなかでもアルミホイールにも基準があるので、この基準をクリアしていないとユーザー車検で落ちてしまう事になってしまいます。
アルミホイールには上画像のような「JWLマーク」が必ず何処かに刻印されています。
純正アルミホイールであればわかりやすい所に刻印されていますが、社外アルミホイールなどではホイールの内側に刻印されている場合もあります。
このマークはアルミホイールの強度を示すもので4つのマークがありそれぞれ対応できる車種がかわってきます。
JWLマーク
一般的に知られているマークで乗用車ではこのマークが付いていないといけない。
JWL−Tマーク
主に貨物車ではこのマークがついていないといけない。
※総重量3.5以下最大積載量500s以下はJWLでも大丈夫。
SAEマーク
乗用自動車又は総重量4.54t以下で定員が11人以下の車の場合。
メーカー表記
自動車製作者が該当自動車を制作した際に設定したホイール
この4つがアルミホイールには刻印されていないと検査では指摘されてしまいますので確認が必要です。
アルミホイールのマーク別適合表
マークの種別 |
乗用自動車 |
貨物自動車 |
||
乗車定員 |
車両総重量3.5t以下最大積載量500s以下 |
車両総重量3.5t以上最大積載量500s以上 |
||
10人 以下 |
11人以上 |
|||
JWL |
○ |
× |
○ |
× |
JWL−T |
○ |
○ |
○ |
○ |
SAE |
○ |
×※ |
○ |
× ※ |
メーカー表記 |
○ |
○ |
○ |
○ |
※車両総重量4.54t以下であれば○
乗用車であればJWLで特に問題はありませんが、車両が大きくなると注意しなければいけません。
たとえ貨物車でなくても定員が11人以上になればJWL−Tが必要になるので大き目な車は必ず確認しましょう。
まずはアルミホイールに刻印されているマークを確認して上の表を参考にして自分の車を確認してみて下さい。
さらにアルミホイールに曲がりや割れがある場合は検査で指摘されてしまうのでマークと一緒にアルミホイールの損傷も確認しておきましょう!
以上がアルミホイールの確認方法になります。
ユーザー車検を合格させる為には事前の点検は欠かせませんのでしっかりとポイントを抑えて車を点検してからユーザー車検に挑みましょう。