車検の事前点検!不合格になりやすいポイントを解説!
車検では車の故障に繋がる部分や正常に機能していない部分などがあると検査で指摘されて不合格になります。
車のエンジンのオイル漏れや、ブレーキ関係のオイル漏れ、ライト周りでの球切れ、などなど車に異常があると検査には不合格になってしまうのです。
しかし車の不具合以外でも車検で不合格になる部分があります。
それは車のカスタムした部分になります。
車にはそれぞれオーナーの個性があり、外装内装を人とは違う自分だけのカスタマイズができますし、そういった用品は沢山出ています。
そういうのもあって自分だけの車にすることで愛着がわいたりして車を大切に乗ろうという意識が高くなるので、とても良い事なのですが、その取りつけた用品によっては車検不適合になる恐れがあるのです。
せっかく取り付けしたのに外さないと車検が通らないとなると、とても面倒ですし外すのに手間がかかったり、さらには取り外したら再利用出来ない状態の用品まであるので注意が必要です。
そんな用品の中でも比較的多いものを紹介していきますので参考にしてください。
車高調
車高の高さには基準があって低すぎるとユーザー車検に通りません。
一般的に9p以上ないとユーザー車検には通らないので注意が必要ですが車高調を取り付けている方では9p以上あるとはず!という認識の方が多くいますが実際に測定してみると高さが足りなくて指摘されるの方は結構多いです。
車高調は調整が可能なので自分でもやろうと思えば出来るぐらいの作業なので車検の時は余裕を持って調整していきましょう。
ちなみに最も車高で指摘される部分がマフラーになるので、調整する時はマフラーの一番低い部分がクリアしているか確認しましょう。
マフラー
マフラーも比較的指摘されやすいです。
社外品のマフラーを装着しているとマフラーの音量が大きすぎて検査で不合格になるのですが音量だけではなく、「加速走行騒音規制」というものがあります。
「???」
あまり聞きなれない規制ですが、簡単にいうと以前のマフラー規制より厳しくなっているという事です。
マフラーに上の画像のような表示がされていないと車検に不合格になります。
しかし社外品を付けた全ての車種ではなく年式が平成22年4月1日以降の車両になります。
該当される方はユーザー車検前には必ず確認しましょう!
タイヤ
タイヤは車体からはみ出していると検査に不合格になりますが!
29年6月から規制がかわって10ミリ未満であれば検査には合格する事になりました。
タイヤは意外にもスタッドレスタイヤに履き替えたことで、はみ出してしまう車が多いので十分に確認して検査にいきましょう。
ライト周り
ライト関係も非常に多いです。
ここ最近では特にデイライト系の用品も多く販売しているので間違った位置に取りつける事で検査に不合格になってしまいます。
例えば
- 赤色のライトは前方に取り付けてはダメ
- 白色のライトはバックランプとナンバー灯以外取りつけてダメ
このように用品自体は車検適合などと表記されていても取り付ける位置などによって車検に不合格となってしまうので注意し下さい。
車検では内装も検査されるので注意
車検では外装だけではなく内装も検査の対象になります。
内装で多く指摘されやすいのが。
- ヘッドレスト
- サンバイザー
- カーテン
この3つが多いです。
ヘッドレストは邪魔で外してしまう方もいますが運転席と助手席にはヘッドレストが付いていないとダメです。
さらにヘッドレストやサンバイザーなどにモニターなどが装着されているのがありますが、あちらは試験成績書や品質証明書などの安全確認証明書などがあれば検査には合格できます。
最後にカーテンを運転席と助手席に取り付けているのも検査には通りません。
このようにカー用品は多数販売していますが、全部が車検対応品ではなく、さらに取り付け位置などを間違えても車検に通らなくなりますので自分の車に取り付ける時は十分に注意して下さい。