ユーザー車検を受ける前には予備検査をしていれば何とかなる!
先日久しぶりにユーザー車検を自分で通してきました!
前の会社では指定整備工場だったので、車検場に車を持ち込まなくても車検を通す事が出来ていたので、車検場で検査を受けるのは
7年ぶりぐらいになるかな?
かなり久しぶりに検査を受けてきて、少し以前と変わっている所があったので、お伝えして何かの役に立ててもらえたらと思います。
ユーザー車検の前にはやっぱり予備検査が必要!
私は再検査になるのが嫌なので運輸支局で検査を受ける前に予備検査での各部分の調整を実施しました。
もちろん事前の点検は自分でしっかりと行っていますよ!ここのサイトでも載せてある通りにほぼ目視点検のみで点検を済ませています。
予備検査では「サイドスリップ」・「排気ガス」・「ブレーキ」・「灯火周り」と順調だったのですが・・・
最後の「ヘッドライトの検査」で、予備検査スタッフのおじちゃんが「暗くてだめだ〜これ〜!」と騒ぎはじめました!
ヘッドライトテスターのモニターを確認すると、確かに光度が低いっ!
すれ違い灯は光度が基準値に入る見込みが全くないので
遠目で再検査したら、ギリギリ・・・アウト・・・(;´Д`)
14,700カンデラぐらいでいったりきたりの光度で基準値の15,000に達していない(-_-;)
原因はこれ
かなり曇りまくったヘッドライトレンズ!!
いや〜実は前から曇っているのはわかってはいたのですが、そこを何とかしてくれるのが予備検査!!
ではないですか!(笑)
私は勝手にそう思っているのですが、こういったヘッドライトの光度が低い時には大抵なんとかしてくれるもんなんです、予備検査では!
なので今回も無理をいって、ルーセン(潤滑剤)をヘッドライトレンズに塗って何とか光度あげてくれました。
それでも基準値ギリギリなので、早めに通さないとルーセンが渇いちゃうっ!
急いで検査コースへ!
ユーザー車検の予約は意外に適当かも
私が前もってインターネット予約で検査日を予約したのは3月6日の4ラウンドで予約をしていました。
本当は午前中の朝一番の1ラウンドで取りたかったのですが、あいにくその日は予約が一杯で4ラウンドしか空いていない状況だったので仕方なく4ラウンドで受ける事にしたんです。
ですが先ほどのヘッドライトの不安があったので少しでも早く検査を受けたいと、慌てて運輸支局にいって書類を作成して検査が出来るように準備が整ったのですが、まだ時間は13:20ぐらい。
4ラウンド受付時間は14:15〜なのでまだ早いよな〜と思ってはいたのですが、ダメもとで受付してみようとユーザー車検の窓口で手続きしたら
なんら指摘もされる事なくあっさりと検査手続き完了!!
もしかして、受付時間とか関係ないのか・・・
とにかくある程度の時間の前後は大丈夫そうですね!
なので早めに準備が整ったら受付してしまった方がいいです。
検査コースで前と変わった所
検査コースに並んで最初の灯火周りの検査をしたのですが以前の検査より厳しく確認している検査がありました。
それは「メーターの点灯状態」です。
以前はメーターなどは、シートベルトの警告灯と走行距離ぐらいしか見なかったのに、今ではエンジン掛けた状態で確認して、エンジンを切り、また再度エンジンを掛けて確認をする。
この確認が念入りになり以前より変わっていました。
そんなに大したこと無いんじゃないの?
そう思いますが、この確認方法をする事によりメータの警告灯を一時的に消して車検だけを通すという小細工は出来ないようになったという事ですね。
警告灯の中には高額修理になるのがあり、特にエアバック系統なんかは、走行上に支障はないので修理しないで車検を通してしまおうと診断機で一時的に消去してから検査を受ける業者も以前にはいました。
このように一時的に消して通してしまう事も出来ていたのですが最近ではメータの警告灯の基準が変わって厳しくなったのもあり検査する方法も厳しくなったのでしょう。
とにかくメーターに警告灯などが出ている場合では、修理していかないと通らない事になるので注意が必要ですね!
検査コースでヘッドライトが!!
検査コースに入って、サイドスリップ→スピードと順調にきていたのですが問題のヘッドライト!!
左は・・・・OK!!合格!!
右は・・・NG〜〜〜!!
2回計測したがNG〜〜〜!!
うわ〜これは、やばいかも(;´Д`)
ルーセン塗ってもダメなら最終的にはヘッドライト交換しかないよね・・・
とにかく何が原因で落ちたかを確認しないと改善も出来ないし、もしかしたら光度じゃないかもしれないので
一通り他の部分の検査を受けて全て検査を終わらせて、検査官室に書類をもって原因を聞いてみました。
不適合になるとこの書類を渡されます。
この書類には「ヘッドライト不適合」としか表示されていないので、この通知書を受け取る時に必ず何がダメで不合格になったのかを聞きましょう!
検査官に聞いて確認すると「右のヘッドライトが上向き過ぎていた」との事!
おっ!光度じゃない!上向きなだけなら再調整でいけるかも!
と期待をもって再度、予備検査のおっちゃんにヘッドライトを再調整してもらい
再検査!
再検査の場合では検査コースに入る前に検査官に「○○○で再検査」と伝えましょう。
検査コースに入る前には、再検査する項目だけを選択しないといけないので分からない時には検査官に聞きましょう!
そして再検査を通してみたら
左は・・・OK!
右は・・・OK〜〜〜!!
良かった〜〜
なんとか合格したよ〜これで検査は終了になります。
後は書類一式と引き換えに新しい車検証を受け取ります!
これで完了ですね!
やっぱりユーザー車検を受ける前には予備検査は受けておくべきですね〜不合格になっても今回みたいに再調整してくれるので心強い味方です。
ちなみにメンテナンスノートを自分で記載していくと車検証の備考欄には「点検記録簿記載あり」と表示されます。
メンテナンスノートや点検記録簿がに記載がないと車検証の備考欄には「点検記録簿記載なし」と表示されます。
まあ特に影響はないですが気になる方は記録簿も書いた方が良いでしょう。
20万キロ、オーバーの車でも簡単な点検で車検に通す事が出来る事をこれで証明できたかなと思います。
私の車は今まで特に大きな故障もしていません。
定期的な簡単な点検だけでも車は十分に長持ちしてくれます。
ちなみ今回車検にかかった費用は
- 自賠責保険 25,830円
- 重量税と検査料金 47,300円
- 予備検査 3,000円
- 合計 76,130円
今回かかった車検代は76,130円で通す事が出来ました!
重量税が13年経過車なので増税されているので、通常であれば32,800円なので差額が12,800円
63,330円で受ける事が可能です!
ミニバンでこの価格はユーザー車検ならではなので興味がある方はチャレンジしてみて下さい!